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POSTED | 2021.12.23 Thu |
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TAGS | 従業員数:31〜50人 業種:IT・情報通信業 創立:9〜10年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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求職者への十分な情報提供が採用のミスマッチを防ぐ
採用コスト0、離職率低下、応募率向上を実現Topics
今回のインタビューは、株式会社G-KITのCOO大村和貴氏に、求人を行う企業と求職者双方の課題を解決するオウンドメディアリクルーティングサービスの詳細について伺いました。
株式会社G-KIT COO 大村和貴氏のONLY STORY

1990年、東京都豊島区生まれ。18歳までに日本とフィリピンを交互に生活を送る。
新卒でSEO会社で営業を経験後、光通信系で営業職として転職。共通の知人経由でG-KIT(現職)代表田中に出会い2人目のメンバーとしてジョイン。
SEO知識を活かし、ASOを研究。その後ASO領域をたった数名で事業拡大に成功。
その後プレイアブル広告事業なども会社の柱事業まで成長させ、現在新たにオウンドメディアリクルーティング事業に参入。
私は求職者時代合計7回ほど転職しておりました
––株式会社G-KITの事業内容を教えてください。
大村氏:G-KITではASO事業・プレイアブル事業・広告事業など
様々な事業を手掛けていますが、今回はその中でもイチオシであるオウンドメディアリクルーティング事業についてお話しさせていただきます。
––早速、オウンドメディアリクルーティングがどういったサービスなのか教えてください。
大村氏:端的に言うと採用ページのオウンドメディア化を支援するサービスです。
採用活動の課題を調べた時、求職者側は企業が公開している情報の不足に悩んでいることが分かりました。次に企業側に目を向けたところ、自社の情報を発信するにも、求人媒体では掲載期間や文字数、レイアウトなどの制限があるため伝えたいことがあっても十分に伝えきれていない現状があることを知りました。
企業が自社の採用ページを持つことが両者の課題の解決につながると思い、この事業を始めました。
実際に私が求職者時代にはまだこのようなサービスがなかったのですが
あの頃にオウンドメディアリクルーティングがあれば
7回も転職活動はしてなかったと思います(笑)
––オウンドメディアリクルーティングにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
大村氏:まずオウンドメディアリクルーティング自体のメリットを2つお伝えします。
1つはコストパフォーマンスの最大化です。自社ホームページにエントリーが寄せられるので採用コストが0円になります。
もう1つは離職率の低下と応募率の上昇です。求人サイト経由で採用した労働者の離職率が約80%なのに対し、オウンドメディア経由は約20%であるというデータがあります。80%という高い割合を出している原因は、求職者が求人サイトの少ない情報で入社先を決めてしまい「こんなはずじゃなかった」と思って退職しているからなんです。
ミスマッチを防ぐため、弊社の支援ではオウンドメディアに情報をふんだんに取り入れて「読ませる」ページを用意することを徹底しています。そうした詳細な情報を手にすることで、求職者は入社した場合のイメージがしやすくなる、企業側は応募率が上がるというメリットがあります。
––同じようなサービスを展開する他社との差別化のポイントや御社の強みなどをお聞かせください。
大村氏:似たようなサービスはあるようですが、まったく同じという競合他社は見当たらないですね。弊社は【提供】ではなく元々マーケティングに強い会社なので【インハウス化支援】が強みになります。
この人ならば、と社長に惹かれ入社決意
––次に、株式会社G-KITのCOOに就任した経緯をお尋ねします。
大村氏:前職では光通信系の会社で営業職に就いていましたが、「ゲームアプリに携わる仕事がしてみたい」と思うようになりました。その頃ちょうどゲームアプリ業界の方とお会いする機会があり、面白い会社があると紹介してもらったのがG-KITでした。
G-KITの社長は私より9歳ほど年上でしたが、気さくに話しかけてくれて、今まで仕えてきたどの社長とも違うタイプだと感じました。「この人とならば思い描く仕事ができる」と直感し、その時は子供産まれて3ヶ月目のタイミングでしたがジョインすることを決めました。
––G-KIT入社後を振り返って、どんな感慨をお持ちでしょうか。
大村氏:当時は私と社長の2人しかいない会社だったので、全て自分でやるしかありませんでしたが、反対に自分の力を十分に発揮できる場でもありました。
例えば入社早々渡されたパソコンにはソフトウェアが入っていなかったり、そもそも提案すサービスも決まっていませんでした。
そのような状況から始まり、どうにか1年で黒字を達成しました。
色々な経験をさせてもらいましたが、中でも立ち上げから携わっていたASO事業が会社の柱にまで成長した時は嬉しかったです。
––オウンドメディアリクルーティングのクライアントからいただいた印象に残っているお声は何かありますか。
大村氏:求人媒体で企業を探している求職者の9割近くが求人媒体を見た後に、その企業のホームページを見るというデータがあります。つまり、リクルートページがあるかないかで求職者の企業に対する印象は変わるんです。とあるクライアントはリクルートページを作った結果、「求人媒体からの応募数が大幅に増えた」ととても喜んでいらっしゃいました。
また弊社は応募率だけではなくて、集客の面にも目配りをしています。例えば無料の求人サイトだと検索に引っかかるキーワードは5つぐらいなんですが、私たちの使う手法ならキーワードが70くらいにまで増えるんです。使用条件のハードルがかなり高い手法なのですが、集客に多大な効果を発揮するため、その点を喜んでいただくことも多いですね。
一人でも多くの採用の後悔をなくす会社へ
––将来の展望をお伺いします。
大村氏:まずオウンドメディアリクルーティング事業を含む新規事業を残り2年以内に弊社の主力事業にすることです。
そのための採用計画も整えてあるので、思惑通りに推移してくれればと思っています。その後は私自身が構想するプロダクトもあるので、リリースに向けて目の前のことから取り組んでいきたいと思います。
––社会的にどういった存在の企業でありたいと考えていますか。
大村氏:私には過去7回の転職経験があります。いずれも事前の情報不足のため、「こんなはずじゃなかった」という後悔の転職でした。
ただ転職することはメリットもありますが
求職者や企業側でのデメリットも多いと思います。
無駄な転職は人生の貴重な数年間を浪費してしまいます。そのような後悔に苛まれる人々を一人でも減らしたいと思っていますので、これからも採用のミスマッチを防ぐことで、有意義な時間を提供できる会社でありたいと思います。
––最後に、読者へのメッセージをお願いします。
大村氏:弊社は「仲間とアタラシイを創り続ける」をミッションに掲げています。「仲間」とは共に働くメンバーだけでなく、クライアント、パートナーを含む弊社に関わる全ての一人ひとりをさしています。
グローバル化の進む社会にあって、仲間とともに自身の進化はもちろんのこと、世界中の人たちを豊かにするサービスを創り続けます。興味をお持ちいただけたら、ぜひ私たちの「仲間」になっていただけたらと思います。
執筆=増田
校正=笠原
株式会社G-KITの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓
会社名:株式会社G-KIT
リクルートURL: https://www.g-kit.co.jp/recruit
Facebook: https://www.facebook.com/kazuki.akagai/