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POSTED | 2016.06.01 Wed |
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TAGS | 従業員数:31〜50人 業種:研修・コンサル 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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挑み続けろ、成功が必ず待っている。
日本唯一!政府とのネットワークが強みの先駆け的シンクタンク。Topics
大樹リサーチ&コンサルティング株式会社 社長 海老根 靖典氏のONLY STORY

大樹リサーチ&コンサルテイング株式会社
~代表取締役社長 海老根 靖典(えびね やすのり)様~
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昭和56年3月横浜国立大学経営学部卒業。同年4月、松下政経塾に入塾。
昭和61年3月、松下政経塾卒塾。同年4月、船井電機株式会社入社。
平成3年4月、神奈川県藤沢市議会議員に当選。以来、藤沢市議会議員四期一六年勤める。
副議長などを歴任。
平成20年2月17日、神奈川県藤沢市市長に就任。平成24年2月退任。
平成26年6月、大樹リサーチ&コンサルテイング代表取締役に就任。
現在、大樹リサーチ&コンサルテイング株式会社 代表取締役社長。
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偉大な2人の経営者との出会い。
故松下幸之助氏との出会いは、昭和56年。大学を卒業して、松下政経塾の2期生として入塾した時でした。大手企業に内定を頂いていたのですが、「政治で何かを変えられるかな」と思い、松下政経塾を受験したのです。受験生500名弱、合格者19名の狭き門。同期生には松原仁衆議院議員、長浜ひろゆき参議院議員、元杉並区長の山田宏さんなどがいます。また、1年先輩には、元総理大臣の野田義彦氏もいました。高市早苗総務大臣、小野寺五典前防衛大臣等30人以上の国会議員、村井嘉浩宮城県知事、鈴木康友浜松市長など、今や国政、地方自治体の主要ポストに就かれている方々たちと、5年に渡り同じ釜の飯を食べ、勉強しました。皆今でも大切な友人です。
船井電機株式会社を創設した船井哲良氏は父の友人でもあり、昭和61年に松下政経塾を卒塾した後、船井電機に入社しお世話になりました。偉大な経営者お二人から直々に経営のコツを伝授して頂けたことが、私の人生の礎となっていますね。
その後、政治家へ転身し、神奈川県藤沢市の市議会議員を4期、市長を1期務めました。その時に市長として参加したのが、大樹総研が開催していた首長勉強会だったんです。こうしたシンクタンクには15年程前から興味がありました。日本人で初めてアメリカの国家公務員になられ、前衆議院議員中林美恵子さんから、アメリカ政治の実態をワシントンで教えていただいて、「日本の政治にも、官僚機構に代わるシンクタンクが必要だろうな」と言う思いがあったんです。
市長を退任して、大樹総研の矢島会長からお声をかけていただいた時は、お世話になろうと思いましたね。1年後会長から社長を託され、もう4年になります。

政治的ネットワークこそ強み。
弊社の事業は2つです。ひとつは企業経営の戦略策定を行うコンサルティング事業。政府のネットワークがありますから、中央官庁関係や地方自治体などへのパイプ役を担っています。20名のスタッフで、一部上場企業を60社以上、売り上げ一兆円を超える企業を11社のコンサルティングをさせていただいています。
日本には、大手企業がバックについているシンクタンクがありますが、政府の政策にも関わりを持つアメリカ型のコンサルティング会社は弊社しかありません。全ての政党と深く関わりがあり、中央官庁との色々なネットワークも持っていますので、政治的な働きかけができることは大きな強みですね。
もうひとつは、全国に1079箇所ある道の駅への、電気自動車の充電器の設置事業です。大樹総研のグループ会社大樹環境システムは、昨年度だけで160箇所に充電器を設置しました。財源は、2/3が経済産業省、1/3が大手自動車メーカーの補助金です。申請書類の作成、業者の紹介、補助金が出るまでの資金の肩代わりなどを行っています。
コンサルティングをしたお客様の事業が上手くいき、発展につながった時は、やはり嬉しいですね。喜んでいただけるとやりがいを感じます。社名の通り、お客様が大樹になれるよう、これからもお手伝いしていきたいですね。

先駆けである誇りを胸に、挑み続ける。
現在アメリカには1800社を超えるシンクタンクがあり、国の制度として免税措置や支援もあります。今後、そうした文化が日本にも定着し、私たちのようなシンクタンクが根付いていくことでしょう。私たちは、ロビー活動ができる日本のシンクタンクの先駆けとして、5年後、10年後、もっと色々な方のお手伝いができればと思っています。
アメリカでは大統領の政策を担うシンクタンクもあります。私たちも既に国の政策の一部に深く関わっていますが、今後更に関係性が深まって行くように努力を続けて行きたいですね。
「成功の要諦は、成功するように続けることにある」。松下幸之助さんから教わった、大事な言葉です。失敗しても失敗しても、続けることが成功の秘訣。若い世代には、失敗しても恐れずに挑戦し続けてほしいですね。挑戦は、企業の規模や分野に関係がありません。
私もロビーができるようなシンクタンクに関わってきましたが、日本での知名度は低く苦労しています。けれど、矢島会長の長年に渡る努力の積み重ねを受け継ぎ、挑戦し続けるうちに、徐々に重要性を分かっていただいてきました。挑戦を続けることで、必ず成功できる。そのことを胸に刻んで頂きたいと思います。