masked

masked

AIが営業を採点、誰もがトップセールスに

「MiiTel」が常に最高の営業をアップデート
SHARE ON

今回のインタビューは株式会社RevComm営業統括の角田潤彌氏にお話を伺いました。同氏が営業のカラオケマシンと呼ぶ「MiiTel」の詳細やこれまでの経歴、「MiiTel」が実現する未来の話までお話いただきました。

株式会社RevComm 営業統括 角田 潤彌氏のONLY STORY

営業トップのノウハウをデータ化し採点


––株式会社RevCommのメインプロダクトである「MiiTel」についてお聞きします。「MiiTel」とはどのようなサービスなんでしょうか。

角田氏:私はいつも例えて「営業のカラオケマシン」だと説明しています。通常のカラオケと異なり、MiiTelでは歌ではなく営業トークを採点していて、基準はトップセールスのトークです。カラオケで高得点が取れれば正しい音程で上手に歌えるのと同様にMiiTelで高得点が取れればトップセールスに近いセールスを行うことができる、つまり売上を立てられるようになるんです。

––売上を伸ばす営業ツールということですね。

角田氏:それだけではありません。もちろん成約率の向上と解約率の低下に対して威力を発揮しますが、教育ツールとしても大きな強みを持っています。

営業の教育と言うと、ロープレや研修がほとんどなんですが、それらで使用する資料や動画は作成しても中々更新する手間をかけられないという問題があるんですね。その点、MiiTelは常に最高点を取るセールスのトークをインプットしていくので、毎分毎秒アップデート、ブラッシュアップされていようなものです。そういった意味ではリアルタイムで更新される営業の赤本とも言えると思っています。

––実は私も使ったことがあるんですが、声の抑揚なんかも採点できて面白いなと感じました。

角田氏:ありがとうございます。そういった細かいところも営業の数値に影響するのでAIを用いて分析しています。

よく「営業は顧客の話をきちんと聞きなさい」と言われますが、これは実は都市伝説的なところがあったりしまして、例えば弊社のMiiTelの営業の場合は、ある程度先生のように丁寧かつスピーディに説明した方が受注できたりします。つまり、営業現場でどれだけ話を聞き、どれだけ話せばよいかという比率は業種や業態によって変わるんですね。ある業界のトップセールスが違う業種に移るといきなり成果が出せなくなってしまうことがあったりするのはこのためです。

––業種によって異なる最適な話し方を識別できるのもMiiTelの特徴だということですね。MiiTelはどのような業界の企業に導入されているか教えていただけますか。

角田氏:MiiTelが特に活躍するのは、人の出入りが激しくて、急成長している一方で、超優秀な営業マンを育成の方に回せず、なかなか底上げが難しいといった業界でしょうか。そういった意味で、非常にご愛用頂いているのは、営業代行、不動産、人材紹介、SaaS、Sierといった業界の会社様になります。

MiiTelがトップセールスのトークをインプットしているので、仮にお手本のセールススタッフが辞めても、そのデータを教師データとして半永久的に残すことが可能です。これを見て真似て、新たなトップセールスが生まれます。特に育成が追いつかず、自分で習うしかない現場にはこのお手本データの有無が重要になりますので、その分喜んでいただくことも多いです。また、特にトップセールスというのは自分の型をそこまで開示したくない人も多いので、MiiTelを導入するというと一定の反発をされる場合もあります。でもだからこそ、導入する意味があるとおっしゃる企業様も多く、結局はこれらの資産を見える化出来ていいないことが、企業の競争力を大きく失わせる事に繋がっていると気づかれている経営陣及びご担当者様にお会いすることも多くなってきました。

おかげさまでMiiTel導入企業は急激なペースで増えており、現在は1,000社を超えました。これからも、皆様の期待に答えられるよう、よりプロダクトをアップデートしていきたいと思います。

多くの経歴を重ねスーパージェネラリストに


––続いて角田さんがRevCommに入ったきっかけをお聞かせください。

角田氏:弊社に入る直前まで私は某大手グループの中で音声AI事業を率いていました。こちらをカーブアウトするべく15億の資金調達をして、さあこれからという時にその調達とカーブアウトがストップせざるを得ない状況になり、話は雲散霧消してしまいました。

そんな折に弊社現社長の曾田やマネジメントチームと出会ったんですが、とても尖っていて一緒に仕事をしたら面白そうだと思い、入社を決意しました。

––その前の経歴はかなり多彩だと伺っています。

角田氏:私はエンジニアをはじめマーケター、フィナンシャルアドバイザー等々、数多くの肩書を持ってはいますがもともとはエンジニアで、学生時代はPlayStationやNINTENDO64のゲーム等の開発をしており月に相当額を稼いでいました。

しかし新卒で選んだのは畑違いの日本コカ·コーラ株式会社でした。各界で活躍するOBを訪問して、若くしてバリューが発揮できる会社ということで教えて頂きました。実際、20代でMBAやCPAを持ってバリバリと活躍している人が多くおり、ここに入社しようと決めました。

仕事では五輪やFIFAワールドカップの企画をはじめ様々なことに挑戦できて面白かったです。次第にデザインを手掛けたり、自分で納品データを制作してマーケティングを行うようになりました。そうしていると段々と名前が売れて、マーケティングにおいて色々な実績を出していくことができ、いろいろな賞も頂くようになりました。

ここからちょっと唐突なのですが、色々な事情があって専門領域を真逆とも言えるかもしれませんが、ファイナンス方向に舵切ることになりました。数ある選択肢の中から、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社へ転職します。まさに、ゼロからの再出発に相成りました。

––これも異業種への転換ですね。

角田氏:そうなんです。全く知見のない領域なんで、いくらマーケティングで実績を残していてもなんの関係もない感じでした。キャッチアップということもあって、入社当時から寝る時間も惜しんで鬼のように働きました。おかげさまで、1か月に1億以上を売るトップコンサルタントにもなれ、書籍や記事を執筆できるぐらいのレベルにまでなれました。

これまでエンジニア、マーケター、コンサルタントという稀有な経歴を歩んできたため、そこに目をつけて仕事の依頼をくださる方が増えたんですね。ただ、勤めている会社だけでは受け切れないこともあって、自分で会社を作って請け負っていたりしました。そういうこともあり、副業可能な会社で二足の草鞋を履くようなキャリアを進めていく形になりました。そんな中で海外展開を志向していた不動産情報サイトの企業にジョインしてゼロイチのビジネスの展開等も経験しました。

その後は、ソーシャルビジネス企業におけるマーケティングの立て直しや、末っ子が生まれたのを機に保育事業の世界に飛び込みました。保育事業もゼロからのスタートだったんですが、2年間で保育園を9つ立ち上げることができて官房長官に表彰頂いたりしました。

その後もいろいろとありRevCommに来ました。当初は海外事業立ち上げで入社したのですが、フタを開ければセールス全般のマネジメントで、ベンチャーではありがちではありますが、また新たな領域でのトライで刺激的です。

––そうやって新たな土俵を選ぶ時は、自分の興味が優先なのか、あるいは必要とされることが第一なんでしょうか。

角田氏:それはどちらとも言えませんね。でも、私ももう若くはないので、当然自分の興味というのもありますが、勿論自分がきちんと貢献をできるというところで必要なピースを拾いながら組織や人を育てるほうがいいと思うようになりました。老兵がいつまでも残っていては会社も世の中も良くなりませんからね。

MiiTelで営業の生産性を変えていく


––角田さんは今後のRevCommの方向性をどう考えているのでしょうか。

角田氏:私が目指すのはケタ違いに生産性の高い世の中です。そのためには人海戦術の労働を減らし、もっとクリエイティブに生きることが大事だと思っています。

1つ考えているのは、会社という概念をなくして、それぞれが自分の得意領域でフリーランスとして働く未来です。RevCommの社員ではなく、株式会社Aさんや株式会社Bさんに業務委託する形が理想であるなと思っていたりします。信頼がなくなればビジネスパートナーではなくなりますし、別に一つの会社だけに対して仕事をする必要性もなく、個人の専門能力とできることを中心に対等な関係が築ける。いやいや働くのではなく、自ら働く、必要な分だけ受ける、働きたいだけ働く、これこそが最も生産性の高い働き方なのかなと思っていたりします。

––そうなると成果だけで評価されることになりますよね。

角田氏:それがいいんですよ。成果だけで評価されるようになればサボる人はいなくなります。サボる人が多ければ生産性は低いままです。ただ、寝ないで働くこととサボらないことは違います。要はオンとオフを瞬時に切り替えられるかどうかが大事で、短時間しか働かなくても生産性の高い人はたくさんいますからね。

AIの力を最大限に駆使し、多くの優秀なパターンを蓄積する弊社のMiiTelならそれが実現できるはずなんです。そして、さらにMiiTelを進化させることが弊社の使命だと私は考えています。

執筆=増田
校正=笠原

株式会社RevCommの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

SHARE ON

この決裁者とコンタクト

メッセージを送るためには決裁者ログインが必要です。
まだ登録のお済みでない方は、掲載依頼の上ご登録を宜しくお願い申し上げます。
×このウィンドウを閉じる