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POSTED | 2020.04.07 Tue |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:IT・情報通信業 創立:7〜8年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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プロダクト開発に並走するデジタル領域のパートナー企業として
開発会社ではなく、課題解決に並走する会社Topics
今回は、株式会社アクトビの藤原氏にお話を伺いました。
「テクノロジーを軸に社会の仕組みを創る」というミッションのもと、本質的で正しいものをつくることを大切にされているという同社。アクトビを通してエンジニアのネクストキャリア形成にも力を入れている藤原氏にその想いを伺います。
株式会社アクトビ 社長 藤原 良輔氏のONLYSTORY

【経歴】
1987年9月22日 大阪生まれ 自動車整備の専門学校を卒業。
メルセデス・ベンツ正規ディーラーにてメカニックとして勤務。メルセデス・ベンツ公認メカニック2級を取得後、退職し個人でダイニングバーを開業。その後、プログラマを志し東京のSIer企業へ転職。複数のiOS/Androidアプリ受託案件やIoTサービスの立ち上げを経験。
アプリケーションエンジニアとして主にiOS/Androidアプリを企画からローンチ、運営までを一人で経験する。同時にマーケティング、サポート業務も経験。 その後、コンサルティングベンチャー企業を経てフリーランスエンジニアとして独立。地元大阪へ戻った後、2018年2月 ACTBE Inc.設立。
本質的なビジネス課題の解決
–株式会社アクトビの事業内容を教えてください。
藤原氏:弊社を一言で表すと、「事業開発と業務改善におけるデジタル領域の専門家が集まっている会社」です。具体的には、事業開発を専門とするSystem, Design Partner 事業、戦略マーケティングを専門とするDigital Strategy Partner事業、BI領域を専門とするBusiness Intelligence Partner事業、組織課題解決を行う Work Design Partner事業の4軸でこれらをかけ合わせたプロジェクトをクライアントに並走するパートナー企業として、支援しています。
–ありがとうございます。各事業についてご説明いただけますか。
藤原氏:はい。僕たちはシステム開発やデザイン領域の専門家として技術スキルの高いメンバーの集団というのは根っこにあるのですが、会社全体の考え方としてはクリエイターがビジネス知識を活かすことで本質的なサポートができる組織という考え方を持っています。
そのため、ただ依頼内容を制作、開発するだけでなく、「インターネット販売で売上を伸ばしたい」「社内業務を効率化したい」「自社のアセットを使って新規事業を創出したい」
などのクライアントのあらゆる経営課題に対してアイデアをいちから企画、設計し、課題の本質を問い、自分ごととして考え続けることでよりスピーディーな課題解決方法をクライアントのパートナーとして作り続けていく。そんな組織です。
新規プロダクト開発のデジタル領域のパートナーとしてや、Salesforceを用いた業務改善のプロジェクトやペーパーレス施策等の業務フローの改善などを行っています。
–他社との差別化のポイントはどこにありますか。
藤原氏:アクトビは見方によって色々な見方があるなと思っていて、システム開発の会社であったり、コンサルティングの会社であったり。
実際に「これ作ってください。」というだけの依頼の案件はあまり多くはなく、我々が「なぜ?」を考えることができる案件が多数です。
なので、以下のようなプロジェクトのご依頼を多くいただいています。
・新規プロダクトの開発
・プロダクトのフルリニューアル
・R&D部門との研究開発
・バックオフィスのデジタル化
・インターネットを活用した販売網の拡張
・社内アセット活用における事業模索 など
技術スキルがあれば、ものをつくることはできるけれど、なぜつくるかまでを一緒に考えることができるシステムの会社はまだ少ないのではないかと思います。
エンジニアのネクストキャリア形成を
–起業の経緯について教えてください。
藤原氏:もともと私は自動車整備士として働き始め、その後飲食店経営を経て、IT業界に入りました。飲食店経営をしていたときにスマートフォンが登場し、その頃からエンジニアになりたいという想いを持つようになったんです。そこで大阪から上京し、アプリエンジニアとしてシステム会社に入って技術を学んでいました。
そこで働いて技術を身につけるうちに、クリエイター職としてもの作りをする人達が企業に属している意味がわからなくなってしまったんですね。調子に乗っていたことも確かなのですが、「自分たちの技術があれば、もっと価値を提供できるのに…。」と思うようになり、フリーランスエンジニアになることにしたんです。
–藤原様自身がフリーランスとして働かれていた時期があるんですね。
藤原氏:そうなんです。ただ、当時の僕のスタンスは本当にクライアントに失礼だったなと今は思います。フリーランスとして案件も全然あるし、報酬もそこそこ高い。生活に不満もなく、仕事せずに旅行に行ったりと遊ぶためにフリーランスとしてお金を稼いでいるって状態でした。
ただ、30歳になったときに不意にこのまま30代過ごすのか?ってとてつもない不安に襲われて・・・・いつまでもフリーランスとしてエンジニアしていけるのか?技術のキャッチアップし続けられるのか?そもそもやりたかったのってこれなのか?って。
あ、違うわ。って思い出しました。
そんなときにタイミングよく、知人から「会社を作らないか?」という話をたまたまもらって、今のアクトビの事業構想を本気で考え始めました。
受託開発の会社だったら今の状態で法人成りするだけですぐにでも起こせる。でもそれじゃ意味がない。自分のようにエンジニアのこの先のキャリアに不安をもっている人はたくさんいるんじゃないか?
「エンジニアがネクストキャリアとしてビジネスを構築できる環境をつくりたい。」
これがアクトビを設立しようと決めたときでした。
すべての人が活躍できる場を定義する
–今後の短期的な事業展開の目標を教えてください。
藤原氏:短期的には、この2年間でクライアントにきちんと価値を提供できるシステムやコンサルティングの体制を整える準備ができてきたので、ここを拡大することです。
–4期目以降の長期的な事業展開の目標を教えてください。
藤原氏:「すべての人が活躍できる場を定義する」という弊社のビジョンを実現させることです。
デジタルという領域からブレることはないけれども、新しい事業を作り続けられる仕組みを作っていきます。
社員や関わるメンバーが活躍の場をたくさん選べるようにしていきます。
–ありがとうございます。最後に、読者の方へメッセージをお願いします。
藤原氏:我々が大切にしているのは、本質的なビジネス・本質的な働き方を創造し続けることです。作られる製品が何のためにあるべきものなのか、その本質をメンバー全員が探求し続けることで効果の出る正しい製品が生まれます。
社内のITの課題や販売促進、業務改善にお悩みの方、また働き方改革の為の社内環境つくりにおいてお力になれることが多々あると思いますので、ご連絡おまちしております。